Archive for 12月, 2010

館長メッセージ「ロゴマーク募集」

4月1日に、館長に就任した。

長年に渡って、広告の世界にいた。幾多の企業メッセージやロゴ・マークづくりに参画してきた。

直近では、サントリー美術館のメッセージ「美を結ぶ、美をひらく」、ロゴ・マーク「み」の作成に関わった。

しかるに練馬、開館25周年、それに相当するものがあったんだろうかと見廻してみた。

それらしきものはあるにはあるが、ちゃんとしたものはない。

丁度いい。開館25周年と新館長就任記念で、これから始めようと思った。

早速、コピーライターに、サントリーの「水と生きる」、サントリー美術館の「美を結ぶ、美をひらく」の古居利康氏。

 デザイナーに「SUnTORY」「虎屋」「united arrows」の葛西薫氏。

更に、「リクルート」「アイモード」「とらばーゆ」のナガクラトモヒコ氏に相談した。   

その後、試行錯誤を重ね、キャッチフレーズは「ときめきの美 いま 練馬から」に決まった。

「ときめき」には、二つの意味がある。「今をときめく」と「心、ときめく」だ。

次の25年に向けて、絶えず、今をときめく「旬の美」を提供し、一人一人に心ときめいて欲しいと願うものである。

そのためのロゴ・マークを、広く公募する。

葛西薫氏、ナガクラトモヒコ氏は選定側に廻った。

勿論、フィニッシュワークもして頂ける。

アイデアに満ちた、斬新で多彩な提案をお待ちしている。

    

館長 若林 覚

      

詳しくは練馬区立美術館ホームページ「練馬区立美術館ロゴ・マークを募集」をご覧ください。

  

大沢さんちのクリスマス

12月11日に、「芸術家の家 大沢昌助と父 三之助展」の関連イベント「大沢さんちのクリスマス」を行いました。大沢家みんなが楽しんだ「紙映画」上映会を再現しようということで、大沢三之助氏のお孫さんにあたる大沢匠さん、悟郎さんら大沢家の方々、蓄音機技師の深谷健司さんにお越しいただきました。

蓄音機と、紙映画の上映装置。

写真 蓄音機

写真 紙映画上映装置 表

厚紙に二本の溝を切ってそこに紙映画をとおし、端を引っ張って動かし上映します。その横に蓄音機を置いてレコードを鳴らし、弁士が物語を話すのです。

写真 上映装置 裏

画像 紙映画

「紙映画」実物。現存するのは74本。でも、180本作ったとのこと。

紙映画 

こんなふうに、コマが描かれています。バックの赤と紺のシマシマは、匠さんのセーターです。

画像 紙映画

画像 紙映画

さて、いよいよ上映です。大勢の方が見られるように、プロジェクタでホワイトボードに拡大して映しました。

登場人物は当然、オリジナル。

画像 紙映画上映

 上映をする人、物語を話す人、蓄音機を鳴らす人、三人の息がぴったり合って、上映が進行していきます。お客さんの、どっと笑うタイミングも絶妙。物語がますます盛り上がります。

 間近で紙映画を公開。上映会の熱気冷めやらぬまま、机のそばには人だかりができました。実物はこんなに小さくて長いのです。

紙映画実物

 展覧会の展示室内でも「紙映画」のDVDを流しています。これはトータルで30分ほど。23日の展覧会会期終了まで上映していますので、是非じっくり見てみてくださいね。

練馬でX’mas

今年も早いものでクリスマスのシーズンがやってきました。練馬区立美術館ではそんな季節にピッタリのイベントを開催します!

12月11日(土)午後2時から芸術家の家 大沢昌助と父 三之助展の関連イベントとして開催する「大沢さんちのクリスマス」です。これは大沢家みんなが集まって楽しんだイベント紙映画の上映会で、大沢三之助氏のお孫さんにあたる建築家・大沢匠さんに当時の様子を再現して頂きます。事前申し込み不要のイベントですので、当日は皆さんぜひお集まりください!

       

また美術館の入口横にはクリスマスツリーを飾りました。

以前にワークショップで使用したツリーを倉庫から引っ張り出し、職員が持ち寄ったオーナメントなどで飾りつけ。優しく光るライトも付けてみました。いかがでしょう?

今年の開館は「芸術家の家 大沢昌助と父 三之助展」「人間風景へのまなざし―絵画と写真―小野具定・成視二人展」の最終日12月23日までです。クリスマス仕様の練馬区立美術館にぜひいらしてください。